アフタヌーン30周年企画 作家がすすめる“アフタヌーンといえばこの1冊”!!第2弾
POWER PUSH
なるたる
鬼頭莫宏
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講談社
星が、その子を導く――。今年小学校6年生の玉依(たまい)シイナが島で出会った、人の認識外のモノたち・乙姫、成竜、そしてホシ丸。シイナの日常が今、ゆっくりと、しかし確実に変わりだす。少年少女が織り成す、地球的スケールの物語が始まった!!
ヨコハマ買い出し紀行
マージナル・オペレーション
月に吠えらんねえ
おおきく振りかぶって
フラジャイル
プ~ねこ
臨死!! 江古田ちゃん
ラブやん
寄生獣
☆推薦文を頂きました!☆
鶴田謙二 先生のご推薦
ディザインズ
アフタヌーンの「今」を支える漫画だと思います。最もアフタヌーンらしいというか、辿り着いた極地というか。五十嵐大介さんが読者の感性におもねらないでドラマを構築できる凄い漫画家なのは今更言うまでもないですが、この「ディザインズ」を屋台骨だと思わせる、アフタヌーンが積み重ねてきた歴史そのものもまた素晴らしいです。
芦奈野ひとし 先生のご推薦
プ~ねこ
ねこたちはもとより、人たちはもとより、 風景、お話に流れるスムーズ感たっぷりの幸せ時空! ただただ見とれます。
キムラダイスケ 先生のご推薦
ラブやん
面白いから読んで ! ! ! ! ! ! ! ! !
清家雪子 先生のご推薦
なるたる
この表現いきすぎかなあと躊躇する時いつも、 アフタヌーンにはなるたる先輩がいらっしゃるじゃないかと勇気をもらっています。 直接描写を外した、閑寂なえぐ味が大好きです。
ひぐちアサ 先生のご推薦
ハトのおよめさん
うるせえ、ブッ殺す、などの単語が、つい口にしたくなるような名調子で並ぶ哲学的なギャグマンガ、その力技は、世相を切り、家族愛を説き、巻が進むごとに冴え渡って行きます。およめさんもダンナもブッコちゃんも大好き!もちろん笑えます!ハトビーム!!
恵三朗 先生のご推薦
おひっこし
「漫画ってこんなに面白いのか」と人生で5回ほどビリビリきたことがあります。 その内の1回がこの作品でした。 隙無く乱射されるギャグに蜂の巣にされ、コメディの力に平伏し、 こいつらなんてカッコワルいんだ、どんだけカッコイイんだと今でも憧れて止みません。
北道正幸 先生のご推薦
やす子の太陽
劇画調の暑苦しい絵と1ページ単位で必ずオチをつけるギャグの濃さから、当時「読むとインクで指が黒くなる雑誌」といわれていた月刊アフタヌーン誌を、確実に(主に指を黒くする方向で)支えていた作家のひとりです。人生にはベタすぎて一生心に残ってしまうギャグがひとつくらいあるものです、私にとって氷山に沈んだ豪華客船といえば山浦さんです。
すえのぶけいこ 先生のご推薦
寄生獣
高校生の時に初めて読んだ青年漫画。世の中にこんなに凄い作品があるんだ、と天地がひっくり返るほどの衝撃を受けました。 最初は怖くて怖くて、でもページをめくる手が止まらなくなって。 人間の強さと弱さ、葛藤、愛、生きること戦うこと、そしてパラサイトの造形の迫力とミギーの愛らしさ!人生を変えてくれた漫画の一つです。
瀧波ユカリ 先生のご推薦
カラスヤサトシ
自分のことを知ってほしそうでも知られたくなさそうでもないし、生きづらそうでも生きやすそうでもなさそうだし、実はああ見えて自意識が忘我の境地。だからだれでも気持ちよく読めるし笑える。自分語り系4コマ漫画の金字塔です。
市川春子 先生のご推薦
大日本天狗党絵詞
けたたましい羽音と強く美しい黒、清々しいまでの寂しさがいつまでも記憶に残る作品です。
藤島康介 先生のご推薦
波よ聞いてくれ
『無限の住人』も度肝を抜かれるすごいアイディアとかっこいい演出や話の展開でありましたが、今回はファンタジー要素も剣戟もないにも関わらず、躍動感のある展開とキャラクター描写に魅せられます。次に何が起こるか全く予想がつかない、日常ジェットコースター漫画と言えるでしょう。登場キャラクターとともに全自動洗濯機で洗われるような体験をしたい方、ぜひご一読ください。今のところ乾燥機能はないように思われますが。
ヤマシタトモコ 先生のご推薦
BLAME!
とにかくかっこいい!の一言に尽きる! 初めて読んだときには「この世界に行きたい」と思いましたが生きていけなさそうなので意外と楽しく暮らしていそうな硅素生物になりたいです。
幸村誠 先生のご推薦
岸和田博士の科学的愛情
トニー先生のすさまじい画力!荒唐無稽、自由闊達に繰り出すギャグ!お色気!メカ!心の闇! なんでも詰まってる宝箱のようです。そういう意味でアフタヌーンを象徴する、 アフタヌーンのいいトコをギュッと凝縮したような作品だとボクは思っています。
植芝理一 先生のご推薦
無限の住人
カラオケで映像つきで『どろろ』をうたっていると、 百鬼丸の眼差しと万次の眼差しは同じだなあ、と ふと思います。『無限の住人』はあの時代の漫画の 正統な継承者だと思います。妖しく哀しく美しく、 そして何よりカッコイイ!!
五十嵐大介 先生のご推薦
ああっ女神さまっ
アフタヌーンの顔と言えば、なんと言っても『女神さまっ』。わたしが今、漫画を描くことができているのも、あのころ、女神の強く美しき翼に守られたからこそ。いいえ。姿は見えなくとも、今もわたしたちを見守り続けてくれている気がします。
漆原友紀 先生のご推薦
ヨコハマ買い出し紀行
好きな所は沢山あるのですが、特にこの作品に描かれているものごとの、きめの細やかさを尊敬してやみません。とらえがたい、すぐ指先からこぼれ落ちてしまうような、感覚や感情や空間や記憶なんかのこと。それらが丁寧にすくい上げられていて、読んでいると忘れていた色々な「あの時」を思い出させてくれます。きっといつまでも大好きな作品です。